●「特定非営利活動法人 アクティブ ミドル 国際協会」のミッション アクティブなミドルの仕事と生活をお互いにサポートするNPOです。 高齢社会の新産業をつくる「起業セミナー」や駐日各国大使、公使を招いて 「国際交流フォーラム」のほか「ヒューマンネットワーキング」「見学会・街歩き」 などを開催し、エイジレス社会を推進する活動を行っています。


●ユニークビジネス事例研究会 第3回 2009年4月10日


カーシェアリングジャパン副社長 鈴木大山氏

◎2009年04月10日 ユニークビジネス事例研究会「カーシェアリング」

【レポート】
経歴
95年 三井物産入社、以後IT関係を中心に活躍
商社について
1、総合商社で働く者として
〈商社マンに求められるものとは〉
"可能性を追求していくことである"
2、商社の生い立ち
@海外展開が商社機能の時代
A経済成長に合わせた先駆的な取り組み
→物を"流す"役割であった
しかし・・・90年過ぎから
B真の価値を求められる時代へ
→"付加価値"を求められる時代へ
3、商社ビジネスモデルの変化
口銭商ないモデルから事業型モデルへ

自動車産業について
1、直近の環境変化
@自動車の減少
・新車販売台数、保有台数の減少
・ガソリン高
A意識の変化
"所有"から"利用"へ
車を持たない、更に欲しいと思っていない若者が急増
2、自動車を所有する事に関する中高年齢層との意識の相違
・所有する事に対するステータスの変化
→コモデティ化
・親との同居率の高まりで自分専用の自動車は特に必要でない人の増加
・環境意識の高まり
→マクロな環境とコモデティ化⇒カーシェアリング

カーシェアリング・ジャパンについて
1、ブランドイメージ
〈都市生活(東京23区内)を楽しむ人達にエコを意識した新たなライフスタイルを提案〉
・利用が簡単
・プリウスなど小型車でエコを意識した自動車を採用
・女性も気軽に利用できる
2、マイカーとのコスト比較
マイカーだと年間約103万円 / 週2回カーシェアリングを利用 約21万円
1/5のコストで自動車を自分の好きな時に利用出来る
ライフスタイルに合わせた料金プラン
3、今後の事業戦略
三井グループの総合力を最大限活用

質疑応答
Q,電気自動車の導入は?
A,メーカー正式発売後、順次導入予定。
Q.利用者の男女比は?
A,男性が多く、女性は主婦が多い。男性の大半は30代。
Q,盗難に対応する対応は?
A,独自のセキュリティーシステムを採用している。
Q、会社の人数は?
A、現在13人が勤務。
Q、どのルートで来た人が多いのか?
A、@ネットやメディアA口コミが多いとのこと。
以上
(石井未央夏 記)
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