●「特定非営利活動法人 アクティブ ミドル 国際協会」のミッション アクティブなミドルの仕事と生活をお互いにサポートするNPOです。 高齢社会の新産業をつくる「起業セミナー」や駐日各国大使、公使を招いて 「国際交流フォーラム」のほか「ヒューマンネットワーキング」「見学会・街歩き」 などを開催し、エイジレス社会を推進する活動を行っています。


●「ラオス・フォーラム」2009年12月3日


駐日ラオス大使 シートン・チッニョーティン氏

◎2009年12月3日 「ラオス・フォーラム」


◎ラオス大使館銘板、ハンドクラフト展示

◎駐日ラオス大使 シートン・チッニョーティン氏

◎大使レクチャー、日メコン交流年2009ポスター、ビアラオ、
外務副大臣メッセージ代読、参加者紹介、ビラサック代理大使、等

●外務副大臣福山哲郎氏より: メッセージ

◎(動画)



NPOフォーラム (例会No.133)「ラオス・フォーラム」
駐日ラオス大使 シートン・チッニョーティン氏
2009年12月3日

【レポート】
2009年12月3日 「ラオス・フォーラム」
港区西麻布にあるラオス大使館でフォーラムが開催され、シートン駐日ラオス大使の
ラオスの国情に関するレクチャーと、その後、大使、館員の方々と共にラオスのビール
(ビアラオ)やラオス郷土料理を味わいました。
ラオス大使館は旧テレビ朝日通りから坂を下り、ギリシャ大使館、ルーマニア大使館と同じ
道に建っています。大使館に到着するまでに道に迷われた方が大勢いましたが、
雨の中、お申し込みされた全員の方にご参加いただきました。
館内入り口に近いところには、ハンドクラフトの展示も行われていて、開始を待つ間に
ラオスコーヒーが振舞われていました。

11月に日本において初の「日本・メコン地域諸国首脳会議」が開催されたこともあり、
首相官邸のホームページでもラオス首相から日本への感謝の言葉が掲載されています。
皆さんがラオスという国に関心を持たれている、とても重要な時期に「ラオス・フォーラム」
が開催されたことは、日本の外交にも良い影響を与えたのではないでしょうか。
外務省からNPO「アクティブミドル国際協会」主催の「ラオス・フォーラム」に対して、
「日メコン交流年2009」の名称とロゴ使用の許可をいただきました。
またフォーラムのなかで「日メコン交流年2009」のポスターの紹介と福山外務副大臣
より、シートン駐日大使と当協会あてへのメッセージが参加者の外務委員会所属の横粂
衆議院議員によって披露されました。

フォーラムは、朗らかで大変親しみやすいシートン大使の語り口で、終始和やかな
ムードで行われました。
たくさんの方がラオス大使館にお越しいただき、日本の皆さんが人口600万人の
小さな国、ラオスに関心を持っていることがとても嬉しい。と、ラオスの宗教や言語、
産業などの紹介を交えながら日本への感謝の言葉を述べられました。

10月の、両国の外相会談でもラオス外相は日本の経済援助を高く評価しています。
先月の「日本・メコン地域諸国首脳会議」では、日本からラオスへの援助を更に拡大する
ことも決まりました。「ラオスは130ヶ国と国際関係があるが、1991年から日本が
ラオスにとっての一番の援助国です。日本政府と日本国民に感謝を申し上げたい」と
いう大使の言葉がとても印象的でした。
そして、日本企業のラオスへの関心も高まっており、また、07年からビザが不要になった
こともあり、日本からラオスへの旅行客が40%も増えたそうです。
今後は日本からのチャーター便をセットして、ラオスでのアクティビティの支援を更に
呼びかけたい、と日本からの旅行客を歓迎していました。

*参加者から大使への質問
日本の食べ物で好きなものは何ですか?
刺身、天ぷら、寿司、、、日本の食べ物は、納豆以外何でも好きです。

ラオスの主な資源は何ですか?
天然資源が豊富で、特に「金」が主な資源となっています。

その後、大使が乾杯の音頭を取り、ラオスビール(ビアラオ)で乾杯。
ラオスの郷土料理を味わいました。
今回は、大使館側がテーブルと椅子をご用意下さったのでビュッフェ形式ではなく、
皆さんが次々と大使のテーブルを訪れて歓談。
参加者は他のテーブルにも周り、参加者同士の交流をそれぞれ楽しんでいました。

また今回は初めて、外交官や参加者のなかから、ご活躍中の方々を紹介しました。
ビラサック参事官・代理大使、ブンミー二等書記官
レアーメタル商社中村繁夫社長、黒木安馬元JAL1stクラスパーサー、現成幸学会代表、
朝バナナ渡辺澄子さん、横粂勝仁衆議員、樋内優子世田谷区議、ビア・ラオ輸入シータラ社長、
そして、最後に「クイズでラオス賞品をゲット」のコーナー。
ラオスに関するクイズに答えて当たった方々に、ラオスコーヒー、ラオスの民芸品など
が贈られました。また、協賛いただいたラオス国営航空から往復航空券が抽選で2人に
贈られました。

シートン大使は、エントランスで中学1年生のお嬢さんと共に参加者全員を見送って
下さいました。遅くまでありがとうございました。
(記 高田みゆき)

「ラオス・フォーラム」が無事終了しました。
ではなぜラオスか?
「日本におけるメコン交流年2009」。
メコンというのはタイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの5カ国を
流れる川の名前でその近隣地域と日本の交流を記念した年なんですね。
政府においても「日本・メコン地域諸国首脳会議」が先日行われました。

フォーラムには60名以上の方々に御集まり頂きました。
ラオス大使館員だけでなく、米国国土安全保障省補佐官や来年度、財務省入省の方、
ビジネスマン、主婦の方まで本当に幅広い方にご参加いただきました。
ラオス人民民主共和国・駐日特命全権大使のシートン・チッニョーティン閣下の
ご挨拶と同国のご紹介を賜りました。
閣下挨拶後、ラオス料理が振舞われ、また福山哲郎外務副大臣から「東アジア共同体」
の観点からシートン駐日大使とNPO「アクティブミドル国際協会」へのメッセージを頂きました。
メッセージを読んだのは衆院議員、横粂勝仁さんでした。
ご紹介の後は、「ラオスに関するクイズ」の時間でした。
実はクイズは私が担当しました。
クイズを通して、ラオス国を理解できるようにという趣旨で作らせていただきました。
ではクイズです。
※お越しになれなかった方の為に答は、一番最後に後述させていただきますね。
興味ある方は、ちょっと解いてみてください。
1.ラオスの首都はどこでしょう?
2.ラオスの言語はなんでしょう?
ここまでは練習問題です。会場の皆さん、凄く手があがってまして、即答の状態でした。
3.ラオスの通貨はなんでしょう?
4.ラオスのGDPの41%を占めている産業の第1位は農林水産業です。
  では第2位は何でしょう?
5.ラオスの最大輸出物はなんでしょう?
この3つも即答だったんです。特に4.が即答だったのにはびっくりしました。
6.ラオスは「東南アジアの○○○○○」と呼ばれています、○○○○○はなんでしょうか?
これは皆さん、迷ってらっしゃいました。
横粂議員も、クイズを作った私の顔をマジマジと見て考え込んでいました。
答えは後述します。分かりますか??
7.在日ラオス人は何人いるでしょう?
1)2,500人 2)5,000人 3)7,500人
8.ラオスと日本の友好の証である、メコン川をまたぐ橋の名前は?
8は皆さん、難しかったようで回答者がいなかったことをお伝えさせてください。
*また抽選で、2名の方にラオス国営航空より往復航空券がプレゼントされました。

主催されたNPO「アクティブミドル国際協会」の青木理事、ラオス国・シートン駐日大使、
ビラサック参事官・代理大使、ブンミー二等書記官をはじめ、
それ以上に、大変お忙しい中、ご参加いただいた方にこの場をお借りして感謝いたします。
本当にありがとうございました。

(クイズー答)
1.ヴィエンチャン 2.ラオ語 3.キープ(KIP)
4.鉱業 5.電力 6.バッテリー(電力を近隣諸国に輸出していることから)
7.2500人 8.パクセ橋
(記 東猴史紘)

【感想】
(IU)
1.交流会の感想など
ラオス大使からのプレゼンテーション、横粂議員との交流、福山副大臣からの手紙など
盛りだくさんで大変満足いたしました。
日本の成長戦略にかかせないASEANの加盟国でありポテンシャルを知ることができたこと
も意味深かったですし、市議会議員やお医者様など学生では知り合えない方々と知り合え
たのも大きな財産でした。
2.フード、ドリンク、はいかがでしたか
豪華な装飾という訳ではありませんでしたが、味は美味しく(というのも自分はシンガ
ポール生れであるため、東南アジア料理が大好き)、またラオスビールも日本では味わえ
ない趣のある味で気に入りました。大変満足しました。
(KK)
1.交流会の感想など
和気藹々として大変良かったと思います。
2.フード、ドリンク、はいかがでしたか
大変美味しかったです。
3.気がついたことなどあれば、何でも
プレゼンは画像があるともっと良かったと思います。資料も。
(KM)
1.交流会の感想など
多くの素敵な方々と知り合うことが出来て感謝しております。大使館という、貴重な
場所を体験できるこの会合は他に類の無い集まりです。平日の夜は仕事の都合、難しい
場合が多いですが、これからも都合がつき次第、お誘いがありましたら参加したく願っ
ております。
2.フード、ドリンク、はいかがでしたか
ラオス時の食事は派手では無かったと思いますが、その国の雰囲気が出ているのが
良かったと思います。
3.気がついたことなどあれば、何でも
もっと多くの人にこの活動が知られることを願っております。

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