●「特定非営利活動法人 アクティブ ミドル 国際協会」のミッション アクティブなミドルの仕事と生活をお互いにサポートするNPOです。 高齢社会の新産業をつくる「起業セミナー」や駐日各国大使、公使を招いて 「国際交流フォーラム」のほか「ヒューマンネットワーキング」「見学会・街歩き」 などを開催し、エイジレス社会を推進する活動を行っています。


●「トルコ・フォーラム」2010年4月23日


駐日トルコ共和国大使 セリム・セルメット・アタジャンル氏
駐日トルコ共和国大使館参事官 ブラク・アリ・カラジャン氏

◎2010年4月23日 「トルコ・フォーラム」


セリム・セルメット・アタジャンル大使

ブラク・アリ・カラジャン参事官 藤井良行サズ演奏家

◎(動画)
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NPOフォーラム (例会No.138)「トルコ・フォーラム」
駐日トルコ共和国大使 セリム・セルメット・アタジャンル氏
駐日トルコ共和国大使館参事官 ブラク・アリ・カラジャン氏
2010年4月23日

【レポート】
4月23日に行われたトルコ大使館でのトルコ・フォーラムは、大使によるスピーチに始まり、
カラジャン参事官のトルコについてのレクチャー、トルコの伝統楽器であるサズの演奏と、
ビュッフェスタイルで行われたお食事をしながらの交流会、最後にトルコに関するクイズ
大会と、大変盛りだくさんな内容でした。
私は現在大学に通っており、今年の1月から3月までトルコにてインターンシップを行った
おりに、トルコという国にとても興味を持ったため、今回特別にトルコ・フォーラムに参加
させていただきました。
大使によるスピーチ、カラジャン参事官によるレクチャーでは、久々に聞いたトルコ語の
響きに浸りながら、今まで知らなかったトルコという国について、深く学ぶことができま
した。特に印象に残っているのが、トルコのマグロ輸出国第一位が日本であるということ
です。
普段私たちが食べているマグロが、実はトルコからのものであるかもしれない、と考えると、
なんだかわくわくしてしまいます。また、レクチャーの後に設けられた質疑応答の時間では、
日本の高齢社会に関連してトルコの高齢社会の対策は、という質問がでましたが、
トルコの平均寿命が28歳とのことで、社会構成が違うということがわかりました。また
教育についての日本とトルコの比較についての質問や、トルコ(英語でTURKEY)という国名は、
なぜ七面鳥(TURKEY)と同じ名前なのかという質問、トルコで人気のあるお酒は何ですか?
といった、大変興味深い質問が参加者の方から幾つもあがりました。
カラジャン参事官が一つ一つの質問に対し、丁寧に詳しくお答えしていた姿がとても印象的
でした。ちなみになぜturkeyかの答えはトルコでも理由は分からないそうですが、
関係性はないとのことです。また人気のある酒の答えは、ラクというとても有名なお酒が
あることをおっしゃっていました。レクチャー後のサズの演奏も、日本では滅多に聞くこと
のできない音色で、会場のみなさん全員が、サズの音色とトルコならではの音楽のリズムに
酔いしれていました。
交流会では、ビュッフェスタイルでトルコ料理を楽しみました。トルコ料理は世界三大料理
と言われておりますが、今回いただいたお料理も本当に素晴らしく、トルコで有名なデザート
であるバクラワまでお腹いっぱいいただきました。お料理が素晴らしかったことに加え、
様々な方とお話することができたことも、大変貴重な経験であったと思います。

最後に行われたクイズ大会では、トルコ航空より賞品がたくさん用意されていました。
フォーラムに参加された方々のトルコに関する知識が存分に発揮されていて、大変興味深く
参加させていただきました。同時に、みなさんトルコという国が本当にお好きであることを
感じ、また今回参加させていただいたことを大変嬉しく思いました。
今後もこの様な機会がありましたら、ぜひ参加させていただきたいと考えております。
(記 常岡香里)
●「禁無断転載」

【レポート】
トルコフォーラム・レポート
4月23日トルコ大使館にてトルコ・フォーラムが開催されました。
トルコ大使館は丹下健三が建築を手がけた立派な建物で、大使公邸の中はトルコの絨毯など
で美しい装飾がほどこされていました。
フォーラムでは、大使のセリム・セルメット・アタジャンル氏スピーチの後、カラジャン
参事官にトルコについてのレクチャーをしていただきました。
レクチャーの内容は日本とトルコの関係史・トルコの経済・観光が大枠となりました。
トルコと日本は深い歴史的関わりがあります。
1890年、和歌山県沖で遭難したトルコ軍艦乗組員の救助に付近の住民がのりだし、住民から
の犠牲者を出しながらも69名の乗組員を救出しました。
救出された乗組員は日本海軍の巡洋艦によって丁重にトルコに送還され、日本国内でも犠牲
者に対する義援金が広く募集されました。
これが日本とトルコの関係の原点となる「エルトゥールル号」事件です。
また、イラン・イラク戦争でイラン上空が閉鎖された際には、イラン在住の日本人救出に
トルコ航空の飛行機が出動したのですが、このことは、日本ではあまり知られていません。
この二つの出来事に限らず、日本とトルコは古くからずっと友好関係を保ってきました。
今年は「エルトゥールル号」事件から120年目の節目にあたり、日本とトルコの外務省は
「トルコにおける日本年」事業を展開しているそうです。
トルコは、ネクストBRICs・ネクスト11・VISTAと称され、BRICsに続いて成長が見込まれ
ている国の一つで、EU加盟問題も併せて、現在その経済に非常に注目が集まっています。
トルコの経済の特徴は、若年層人口が非常に多く、それが大きな経済のダイナミズムを生み
出しているということです。
アジアとヨーロッパの中間に位置するという地理的特徴を生かした貿易や、大手メーカーの
工業生産の拠点として発達しています。
トルコは世界各国から年間約2700万人の人が訪れる観光立国でもあります。レクチャーでは
DVDでマルマラ地方やイズミル地方などトルコの美しい観光名所の数々をみせていただき
ました。
参加者は興味深くレクチャーに聞き入り、トルコの宗教について、言語について、少子高齢
化について、活発な質疑応答が行われました。
レクチャーの後は、トルコの代表的な民族楽器「サズ」の演奏に耳を愉しませ、トルコ料理
とトルコのワインをビュッフェスタイルでいただきました。
トルコ料理はフランス料理・中華料理と共に世界三大料理の一つに数えられています。当日
はメゼとよばれるヘーゼルナッツやオリーブを用いた前菜の数々と、シシカバブなどメイン
の肉料理、バラクワなどの甘いデザートが並びました。
最後に行われたクイズ大会では、トルコ関連のCDや書籍などの景品が配られ、大盛況のうち
に閉会となりました。
トルコについて日本では身近に接することがあまりないため、レクチャーや音楽、食事など
様々な角度からトルコについて知ることができる、非常に貴重な機会となりました。

Turkiye Cumhuriyeti: トルコ共和国:Republic of Turkey
Foundation Date:29.Oct.1923
WW1後の祖国解放運動
建国の父(Founder)アタチュルク (1881-1938) Selanik (ギリシャのサロマカ生まれ)
当時サロマカはオスマン帝国の領土であった。
オスマン帝国:バルカン・コーカサス・東ヨーロッパ・北アフリカに広がる
<Basic Information>
現在のトルコの人口: 7千300万人 毎年1.3パーセントずつ増えている
平均年齢28歳 若い人口が多く、労働力に富む。失業率は高いがダイナミック。
(日本の平均年齢はというと44歳なのでその差は大きい)
(首都)アンカラ:460万人程度
イスタンブール:1千300万人の巨大都市、文化・商業の中心地である。
トルコ語の文法はアラビア語のそれとは別物であり、ローマ字が使用されている。
国民の99パーセントはイスラム教であるが、国教ではない。すべてが個人の自由に任され
ており、政教分離に基づいた政治が行われている。
法曹システムもヨーロッパを参考にしており、イスラム教の伝統的なシェリヤーシステムで
はない。
Location:Southeastern Europe
West Asia
アジアの一番西側に位置しており、日本は一番東側に位置する。
トルコの隣接諸国、グルジスタン・イラン・イラク・アルメニア・アゼルバイジャン・シリ
アとの外交は地理的に非常に難しいとされているが、トルコはその点優秀。
国土は80万平方km
7つの地域に分かれており、四季折々の食材(とくに野菜と果物)が各地で大量に生産され
ている。夏はカラっとした天候なので過ごしやすい。
<経済>
GDP:
2002: 232 billion → 2008: 742 billion$!!
人口あたりのGDPも3500から10000になるなど大きく成長。ポテンシャルが期待される。
G20のメンバー国でもある。
輸出高は132billion、EUとの間接同盟(産業製品に限って)
観光収入は年間22billion$
<貿易>
テキスタイル・オートモービルなどが主要、日本はトルコにとってお得意の輸出先。
そのほかにもトルコの主要輸出物として、まぐろ(ブルーフィン種)、ディーゼルの部品、
タコをはじめとした魚介類、エンジン、加工されたトマトなどが挙げられる。
トルコは観光で行きたい国ランキング堂々の世界8位。トルコに頻繁に訪れるのはドイツ・
ロシア・イギリス・ブルガリア・イラン・オランダなどの国民。
<日本トルコ関係>
日本の明治時代、トルコのオスマン帝国時代にエルトゥールル号和歌山沖で難破。
当時の(120年前)軍艦にして 日本到着まで6カ月もかかったのにも関わらず、述べ
500人が死亡、69人の生存者
この出来事をきっかけに両国の心の結びつきが生まれる。
その後イランにトルコが自主的に旅客機を飛ばし在住の日本人を非難させるなどの恩返しも
するくらいトルコは日本が大好き。
<政治>
トルコは今政府政策として早急に学校を建設するといいのでは。
教育水準の低い人が多くの子供を産み、大学卒の教育水準の高い人があまり子供を産まなく
なってしまう社会なので人口統制も政治主導で進めていくとマクロ的に一定の効果を発揮で
きるのでは。2025年からは平均年齢が上がってくることが予想されるので、一家につき
子供3人を産むようにすればバランスがとれるのでは・・などの課題がある。
<文化>
Aya Sofia(聖なる知)
メフメット2世がビザンチンを滅ぼし、コンスタンチノープルへ。
同時にブルーモスクも建設される。(アヤソフィアに競うかのようにすぐ隣に)
スルタン一族が所有していたトプカプ宮殿もハーレムの発祥地として有名。
イズニック(歴史上のNikaya) にあるロマノフ調の風呂も有名。
地中海性気候で4〜11月まで過ごしやすい
北にエーゲ海、南な地中海、東にはフェティエの死海が広がるなど海岸に恵まれる。
人気のバケーションスポットであるアンタリアではオスマン帝国時代の民家・邸宅に泊まれ
る他、貴重なヘレニズムの劇場やアポロ神殿が見られる。
<楽器演奏>・・by藤井さん
サズ(Saz)はペルシャ語で楽器の意。
中央アジアからトルコが自国に持ち込んだ楽器。
(記 堀口美奈)
●「禁無断転載」

【レポート】
レクチャーでは、経済や宗教、観光、食など多岐にわたる分野からトルコについて学びました。
トルコは平均年齢28歳(対して日本は40代です)と、若年人口の多い国で、G20メンバー国で
ありネクストBRICsと称される非常に経済的ダイナミズムの高い国であり、日本との対比に
おいて考えさせられることの多いレクチャーでした。
特に本年はトルコにおける日本年ということもあり、日本とトルコの歴史的友好関係について
も学びましたが、このように関係の深いトルコについてもっと多くの人が知る機会が増えれば
良いと思いました。参加者も非常に興味深く視聴し、質問も多く出されました。
レクチャー後はトルコの民族楽器の調べにふれる貴重な機会もあり、
夕食もトルコ料理の様式に則ったオードブルやビュッフェを美味しく頂きました。
夕食後のクイズも大盛況で、楽しみながらトルコについての見識を深められたのではないで
しょうか。
1.フォーラムの感想
普段はなかなかクローズアップされることのないトルコについて様々な観点から学び、
感じることができました。
2.フード、ドリンク、は
非常に美味しかったです。せっかくトルコのお料理や飲み物だったので、何か説明書
でもあればもっと楽しめたかと思います。
(記 野村津希乃)
●「禁無断転載」

【レポート】
2010年4月23日、アクティブミドル国際協会主催、トルコ大使館・大使公邸にて
トルコ・フォーラムが行われました。トルコ共和国大使館及び大使公邸は東京都新庁舎を
手がけた日本人建築家丹下健三氏の作であり、スタイリッシュな中にもフォーマルさを擁
する佇まいに建物に参加者の方々が驚いていました。
当日は雨であったにも関わらず沢山の来場者で会場は満席となり、大使によるスピーチ、
カラジャン参事官によるレクチャー、トルコの伝統楽器であるサズの演奏を楽しんでおら
れました。
今年はトルコ船「エルトゥールル号」が日本に訪問した折に和歌山沖で遭難し、その際地元
の住民に救助された事で、日本とトルコの有効が深まった「エルトゥールル号事件」から
120年の節目であり、トルコ国内では「トルコにおける日本年」が開催されております。
それだけに両国の互いに対する関心は強く、各参加者が真摯な姿勢で臨んだ会場の雰囲気が
印象的でした。
その後は別室で立食形式での懇談会が開かれ、大使館シェフの作ったトルコ料理に舌鼓を打
つとともに、参加者の各々が交流を楽しみました。トルコ料理は世界三大料理の一つだけあ
って、今回は料理についての話題が多く上がっていたようです。
会の最後にはクイズ大会が開催され、トルコに関する知識を深めました。各々がトルコに関
する知識を存分に発揮しており、かなりの難問もあったにも関わらず、多数の方が豪華景品
をお持ち帰りになりました。景品にはトルコワインを初めとするトルコに因んだものがトル
コ航空より贈呈され、獲得した参加者の方は皆喜んでおられました。
当日は予定の時刻を大幅に過ぎていたにも関わらず、トルコ大使館の方々は嫌な顔一つせず、
我々の「学びと交流」にご協力下さいました。今後も日本とトルコの有効がますます深まる
ことを祈念し、ここにレポートとして記させていただきます。
(記 吉岡健太郎)
●「禁無断転載」

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☆大使館やトルコ航空よりたくさんの賞品が用意されました。

・トルコワイン3本(トルコ大使館提供)
・トルコ航空によるテヘランでの日本人救出を記した本2冊
・世界の時刻が表示された電卓6台
・キーホルダー5個
・ボールペン9個
・トルコ航空のキャップ8個
・トルコ音楽CD5枚
・携帯ストラップは全員分
・トルコヘーゼルナッツ協会より全員にヘーゼルナッツ
・トルコに関する資料多数

☆(クイズの質問と答えです)
1.トルコの首都はどこでしょう? A アンカラ
2.トルコの公用語はなんでしょう? A トルコ語
―ここまでは練習問題です。
―ここから本番
3.トルコの通貨はなんでしょう?
A トルコリラ
4.トルコの建国の父と呼ばれている人物の名前は?
A ケマル・アタチュルク
5.トルコ最大の都市、イスタンブルはオスマントルコ帝国の首都でした。
東ローマ帝国の首都、の時は、なんと言う名前だったでしょうか?
A コンスタンティノープル
6.トルコの主要貿易品目のうち
輸入の第1位は石油、天然ガスですが、輸出の第1位は何ですか?
A(1)輸出 自動車(14.8%)、機械類(8.2%)、鉄鋼(7.8%)
(2)輸入 石油・天然ガス(19.9%)、機械類(13.3%)、鉄鋼(9.5%)
7.1986年に日本資本(伊藤忠)による国家的プロジェクトによってかけられた、
ボスポラス海峡をアジア側とヨーロッパ側を結ぶ橋ですが、同年に日本において開通した
瀬戸大橋の姉妹橋である「第二ボスポラス橋」の通称で知られるその橋の名前は何でしょう?
A ファーティフ・スルタン・メフメト橋
8.トルコ語は日本語と形態的によく似ており、同祖の言語の可能性があるとの説もある
ほどです。言語が似ている事が両国の親交を深めていることは言うまでもありません。
トルコ語で「iyi(イイ)」は日本語で「よい」という意味ですが、
トルコ語で「tepe(テペ)」は日本語で何と言う意味ですか?
A 山のてっぺん
9.在日トルコ人は何人いるでしょうか?
1)2,200人 2)5,500人 3)7,700人
A 2,264人(2006年)
10.1890年に和歌山沖で遭難したエルトゥールル号事件。この事件の際に、民間から、
エルトゥールル号事件の犠牲者の遺族に対する義援金を集めるキャンペーンを行い、集まっ
た義援金を携えて自らオスマン帝国に渡った日本人の名前は?
A 山田寅次郎

【感想】
4月23日に行いましたトルコ・フォーラムは成功裡に終了しました。
新しい白い建物の大使公邸で大使のスピーチ、カラジャン参事官の
トルコについてのレクチャー、Q&A、そしてサズの演奏、ここまでで
時間が押して午後9時。
その後、別の部屋でブッフェ形式でトルコのワインとフードを味わい、
最後は応接ルームでクイズ、賞品はトルコ航空からたくさん提供して
くれた品々、あまりにも賞品が多くてクイズの問題がすべて終了。
最後はじゃんけんで当たった人にあげるありさまでした。
結局、公邸をでたのが夜の10時30分過ぎでした。
こんなに遅くまでやってくれた大使館は初めてです。
トルコと日本の良好な関係が分かります。

(NT)
1.フォーラムの感想
初めての参加で当日まで不安でしたが、参加してよかったと思います。トルコの映像
も見れたし、ますます興味をもちました。出来れば、またトルコのイベントに参加したいです。
2.フード、ドリンク、は
緊張してあまり手をつけられませんでした。バクラヴァはやっぱり甘〜い(笑)
3.気がついたこと
トルコについて質問したかったことを全然質問できなかったのが残念です。
もちろんトルコです。ベリーダンスが有名だと思うのですが、それ以外のダンスも見てみたい
です。根本的にトルコについて沢山の『知りたい!』を抱えていますので、機会を作って頂け
たらうれしいです。
(SJ)
先日のトルコ・フォーラムでは、貴重な体験をさせていただきありがと
うございました。
丹下健三建築のすばらしい大使館大使公邸にて、トルコ大使をはじめ、
大使館の方達に温かく迎えられ、サズの演奏なども織り交ぜた、ひとときトルコに
トリップしたような素敵な時間を過ごす事ができました。
是非またフォーラムに参加したいと思いますし、また、何かお手伝い出来る事があれば
例えば、フォーラムのレポートなど、やらせていただきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
1.フォーラムの感想
普段は滅多に足を踏み入れる事の出来ない大使公邸にて、トルコ 大使をはじめ、その国
を代表する方々のお話を直にお聞きする事が出来て、とても有意義な会でした。
トルコ共和国についてのクイズ大会がとても盛り上がって楽し かったです!
2.フード、ドリンク、は
ワインも、お料理もデザートも、全て美味しかったです
3.気がついたこと
トルコ料理についての説明が欲しかったです。
また、簡単なトルコ語講座:「ありがとう、美味しい、さような らなど、
大使館の方に直接トルコ語で気持ちを伝えられたら良かったと思います。
(KT)
1.フォーラムの感想
2010年は日本とトルコのエルトゥールル号の日本訪問および遭難から120年目の
節目を迎え「トルコにおける日本年」が開催されている。昨日、トルコ大使館でNPO主催
のフォーラムとディナーがあり、出席した。30年前に丹下健三が設計した同大使館は原宿
の一等地にあり、昨年秋にリニューアルされ新しく生れ変った。場所柄か出席者には若い
女性が目立った。
セリム・セルメット・アタジャンル大使の挨拶の後、大使館参事官ブラク・アリ・カラジ
ャン氏がトルコの概況や日本との歴史的関係などをパワーポイントで解説。
エルトゥールル号事件とは1890年9月、明治天皇に拝謁したあとトルコへの帰路、和歌山県
紀州沖で台風に遭遇しオスマン提督以下乗組員587名が死亡した大惨事。そのような中、
付近の住民の献身的な救助により、69名の乗組員が救出され、後に日本海軍の巡洋艦「金剛」
及び「比叡」により丁重にトルコに送還され、日本国内でも犠牲者に対する義捐金の募集
が広く行われた。その際の日本官民あげての手厚い事後対応はトルコ人の心を打ったとされ、
今でもトルコの教科書に載せられ、国民は誰でもそのことを知っている。
参事官は敢えて触れなかったが、イラン・イラク戦争でイラン上空が閉鎖されたときに、
どこの国の飛行機も危険性が高いため、イラン在住の日本人救出に向かえなかった。唯一
トルコ航空の飛行機が、日本人救出に飛んだ。トルコは、エルトゥールル号の遭難の際の恩
を忘れていなかったからだが、当時経緯を知らないマスコミはトンチンカンな解説をしてい
た。参事官のレクチャーの後、観光立国であるトルコの観光地のビデオ紹介、民族楽器サズ
の演奏と唄の披露があった。観光地ビデオでは「カッパドキア」など日本人がよく行くとこ
ろは割愛し、地中海地域の名勝地が多く紹介され、一同興味深く鑑賞した。
最後、ワインとトルコ料理の立食パーティーがあり、一同楽しいひとときを過ごした。
大使館とトルコ航空からの提供で豪華な賞品が貰えるクイズなども行われた。
2.フード、ドリンク、は
料理はトルコに行ったときに食べましたが、デザートのお菓子はあまり食べたことが無かっ
たので興味深く食べました。やはり、日本以外のお菓子は甘味が強いですね。

●「禁無断転載」