◎高齢者住宅事業研究セミナー 第15回(A15)


7月29日(火)13:00〜17:00
*ジェロントロジー(老年学)から見た高齢者ビジネスのポイント
*今後のトレンド「ケア付き住宅」とは
*事例研究ー小規模多機能施設
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(13:00〜14:30)

I.「ジェロントロジー(老年学)から見た高齢者ビジネスのポイント」



■講師 日本応用老年学会理事長 桜美林大学大学院老年学教授 柴田博氏
【講師プロフィール】
柴田 博 (しばた ひろし) 昭和12年7月26日生・70歳  医学博士
日本応用老年学会理事長 桜美林大学大学院老年学研究科教授、
東京都老人総合研究所名誉所員、
日本老年医学会認定老年病医、日本内科学会認定内科医、日本老年学会理事、
日本老年社会科学会理事、
日本健康・栄養システム学会理事、日本メンズヘルス学会理事、日本脂質栄養学会評議員、
内閣府「高齢社会対策の総合的な推進のための政策研究会」委員、
相模原市保険福祉策定委員会会長

学歴: 昭和40年北海道大学医学部卒業
主な職歴: 東京大学医学部第四内科(医局員)、東京都老人医療センター(医員)、
戸田市立健康管理センター(成人科長)で一貫して中高年の循環器疾患の疫学研究に従事。
昭和57年〜平成12年東京都老人総合研究所(平成4年より副所長)で、医学・社会学・心理学
からなる学際的縦断研究の統轄リーダー、日米の比較文化的縦断研究のリーダーを務めた。
平成12年〜現在。東京都老人総合研究所時代からの研究を継続しつつ、2002年から学際的老年学
の修士課程、2004年から同博士課程をスタートさせた。

最近の一般向け著書:「病気にならない体はプラス10s」(KKベストセラーズ/2008)、
「ここがおかしい日本人の栄養の常識」(技術評論社/2007)、「スーパー老人の秘密」
(技術評論社/2006)、
「中高年健康常識を疑う」(講談社/2003)、「老いのこころを知る・共編著」(ぎょうせい/2003)、
「生涯現役の危機・共編著」(ワールドプランニング/2003)、「8割以上の高齢者は自立している」
(ビジネス社/2002)、「若さを保つシニアの食卓・共著」(保健同人社/2002)、
「肉食のすすめ」(経済界/2000)他

受賞:「老化の社会医学的背景」研究 東京都知事賞、1988年11月
「日本文化振興会 国際文化栄誉賞」、2000年11月
「ユタ大学老年学センターより表彰(高齢者のQOLへの貢献)」、2001年5月
「 国際学士院(IAE)フェロー」,2001年12月

「老年学とは」
老年学は20世紀に始まった新しい学問である。
人間が、どのように齢(よわい)を重ね、充実した人生を送ることができるかを追求
することを第一の目的としている。さらに、高齢社会に内在する問題を探り、世代間
問題をふくめ施策や手立てを確立するための基礎的学問でもある。生活環境の問題も
人的・社会的問題から、物的環境(街づくり、住居、乗物、生活の道具)の問題にまで
イノベーションのための指針を与える。

1. 人間の加齢変化の様式 −生涯発達理論とは−
2. サクセスフル・エイジング
1) 長寿
2) 高い生活の質
3) 社会貢献
3. 高齢者の生活と高齢社会の問題点
4. 高齢者の生活環境
1) 人的社会的環境
2) 物的環境−バリアフリーからユニバーサルデザインへ−
(1) 街づくり
(2) 乗り物
(3) 住居
(4) 生活の道具・施設機器
5. シニアビジネスの展望



(14:40〜16:00)

II.「有料老人ホームに異変−−新型ケア付き住宅が登場」


■講師 日本経済新聞社編集委員 浅川澄一氏

【講師プロフィール】
浅川 澄一(あさかわ すみかず)
1948年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後に、日本経済新聞社に入社。東京本社
流通経済部で流通企業、サービス産業、ファッションビジネスなどを担当。1987年に
月刊誌「日経トレンディ」を創刊し初代編集長。その後、流通経済部部長、マルチメ
ディア局編成部長などを経て、現在、日本経済新聞社編集委員。
■著書
「宅老所は『小規模多機能型』で変わるか--制度化の波、次は有料老人ホーム!?」
(筒井書房、2008年)
「高専賃+小規模介護――登場!ケア付き住宅の本命」(筒井書房、2007年)
「これこそ欲しい介護サービス」(日本経済新聞社、2006年)
「介護系NPOの最前線――全国トップ16の実像」(ミネルヴァ書房、2003年、共著)
「明日が見える介護――オーストラリアの福祉システム」(日本経済新聞社、2000年、共著)

1.総量規制で介護付き有料老人ホームの新設がストップ状態に
2.住宅型有料老人ホームもリスクが大きい
3.病院が一斉参入する高専賃が一大マーケットに成長
4.生活4条件を付けた「適合高専賃」が登場
5.介護保険の「小規模多機能型居宅介護」と組み合わせた新型ケア付き住宅



(16:00〜17:00)

III.事例研究 小規模多機能施設「風の丘」


■講師 NPO法人 一期一会理事長 川上道子氏
【講師プロフィール】
川上 道子(かわかみ みちこ)
1951年 名古屋生まれ 1974年 結婚して藤沢市に住む
1979年 夫の両親と同居のため伊勢原市高森台に転居
時間外保育ちびっ子ひろば・伊勢原ジュニアオーケストラ 家事援助市民事業
伊勢原ホームサービス 高森台和食を楽しむ会 高森台福祉のまちづくり勉強会
高森台ミニサロンの会(ミニデイサービス)
NPO法人一期一会 (デイ愛甲原、小規模多機能「風の丘」)
NPO法人たこ凧揚がれ
株式会社ナイスビーコーポレーション など
町にあったらいいなと思われるものの仕組みを作っている。

掲載
地域の家生活テーマの家 NPOメディアネットワーク出版
Better Care 2006年秋号 百人百色の介護
Juntos vol 31 制度化された宅老所  CLC発行
読売新聞   2006年4月4日 住民出資の介護施設
日本経済新聞 2006年6月3日 共同生活地域が支える 夕刊
日本経済新聞 2007年1月4日 寄り添うケア 夕刊
シルバー産業新聞 2007年1月10日発行16面 大切な地域へ働きかける姿勢 など

1.参加型福祉
  地域の力を高める
  個の力を高める
2.町や社会にほしい仕組み
  自分達の力(お金・人)で作り出す
  ないものはモデルにする姿勢
3.地域で作ってきた仕組みの紹介
4.思いと経営のバランス四苦八苦
5.風の丘 増設
6.住み慣れた町でくらしつづけられるには,今後の展望


●日時:7月29日(火)13:00〜17:00
●会場:桜美林大学大学院 四谷キャンパス3Fー308号室
    「加齢発達・研究所研究会」の看板がでています。
    東京都新宿区四谷1-21-6 TEL:03-5367-1321
地図:http://www.obirin.ac.jp/graduateschool/330/a028r.html
  :http://navitokyo.com/03-5367-1321/
(アクセス)
●会費:お1人1回22,000円
    (1社より複数参加される場合は1人20,000円になります)
*振込手数料は貴社にてご負担願います。
*期日前にお振り込みください。
*振込人名に区分記号もご入力下さい。
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折り返しセミナー受講票と会場地図を電子メールまたはFAXにてお送り致します。
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